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異業種転職のメリットデメリットとは?特殊な業種をご紹介!

就活特殊な業種転職

2020.06.11

世の中には、数多くの仕事が存在しますが
中には一般的に広く知られていない珍しい仕事もあります。

珍しい仕事は多くの需要がなくても、ある一定数からの指示は熱いものです。

しかしながら、”変わった仕事”に対して興味を持って調べなければ
存在すら知らないような仕事ばかりだと思います。

「今までやりたい仕事が無かった」「新しい選択肢が欲しい」なんて言う求職者の為にも
今回は、変わった仕事をテーマにして、ちょっと特殊な業種をご紹介いたします。
また、特殊な業種で働くことのメリットやデメリットについてもまとめていきます。

◆レゴマスタービルダー

レゴマスタービルダーイメージ画像
画像引用:Wikipedia「レゴ」

子供用のおもちゃとして世界中で親しまれている、デンマーク発祥のレゴブロック。
子供の頃に遊んでいた人も多く居ると思います。

そのレゴブロックを使ってテーマパークやイベント用の大きな立体作品を作るのがレゴビルダーと呼ばれるレゴ職人で、レゴマスタービルダーとは、正式にレゴ本社から認定されているプロのレゴブロックアーティストを表します。

レゴマスタービルダーは、「レゴ」の名前とレゴブロックを使ってアート作品を発表しワークショップを開催したり、その他宣伝広告の仕事を受注したり、様々なレゴビジネスをフリーランスで行うことが認められています。

仕事内容は他にもあり、子供向けのレゴ制作教室を開いたり、レゴグループが運営しているレゴランドで働くという道もあります。

レゴ認定プロビルダーは国内でも数人しかおらず平均年収としては400万円~500万円程と言われています。

◆酪農ヘルパー

酪農ヘルパーイメージ画像

普段当たり前に食べている卵やお肉、牛乳などを生産する酪農業界には
ニッチではありますが社会を支えている重要な仕事がたくさんあります。

その一つに、酪農ヘルパーがあります。

酪農ヘルパーの仕事は、酪農家が休みをとる際に動物達の餌やり、搾乳といった作業を代行して行う仕事をしています。
従来から酪農は畜産業界の中でも最も休みの取りづらい分野として問題を抱えていました。
なぜなら、牛の搾乳は毎日朝夕2回必ず行わなければならず、365日休みがない状態で
家族経営など、少人数で経営している酪農家は冠婚葬祭などの場合であっても簡単に休みをとることができませんでした。
そういった事態を解消しゆとりある経営を行うことが出来るよう、酪農ヘルパーが活躍しています!

そして、様々な牧場で仕事をしていく中で、酪農や動物に関する幅広い知識と経験を積むことができるので
酪農ヘルパーを経て独立する人も多く居るそうです。

こうした酪農ヘルパー事業は、国や地方公共団体も支援しているため
入社後の研修制度がしっかりと設けられており、未経験でも始めることができます。
都会に疲れて田舎で働きたいという人にもおすすめしたい業種です。

◆ドローン操縦士

ドローン操縦士イメージ画像

最近、映画やテレビ、ミュージックビデオ等でドローンによる空撮が行われたり、安全な離れた場所から施設や設備の損傷などを検知する際に用いられるドローン調査、ドローン宅配、ドローン測量など私たちの日常に浸透し始めているドローン。

そんなドローンを扱うドローン操縦士は最近生まれた新しい職業です。

ドローンは操作ミスなどで、人に危害を与える可能性が高いことから、
ドローン操縦士になるにはドローン検定協会が実施しているドローン検定(無人航空従事者試験)を取得し
正しい知識の元、国土交通省の許可や承認が下りている場所で飛ばす必要があります。

ドローン操縦士のニーズとしての多くは、農業における農薬散布やインフラの検査・点検、人命救助や防災といったセキュリティ分野にあります。
少子化が進む社会や人件費削減の観点からも、ドローン操縦士の需要は今後も高まると見られており
何か特殊なスキルで社会貢献したいと考える人にとっては非常に向いている職業です。

なお、メディアなどではドローン操縦士として年収1億円を稼ぎ出す人も紹介されていますが
そのようなレベルに達するには、其相応のスキルが必要になり、大金を稼ぎ出す操縦士は一握りでしょう。
現時点での日本のドローン求人の平均年収は、350万円~560万円ほどです。

ドローン操縦士はフリーでも活動できることから、副業として取り組む人も多く居るそうです。

ドローン検定公式サイトはこちらから

◆ひよこ鑑定士

ひよこ鑑定士イメージ画像

ひよこ鑑定士は、ニワトリのヒナの雄雌鑑別をする仕事です。正式名所は「初生雛鑑別師」。
これには、瞬時の判断力と高い精度が求められ、難易度の高い業種とされています。

ニワトリは早期からオスとメスを区別し、異なる餌を与えなければならないので
養鶏産業にとって、非常に重要な役割を担っている特殊な職業といえます。

実際にひよこ鑑定士になるには、初生雛鑑別師養成所の入所し3年ほど実務経験を積む必要があり
公益社団法人畜産技術協会の予備試験と高等考査に合格することでやっと就職することができます。
瞬時の判断力と高い精度が求められ、とても難易度が高い職業です

給料は一般的に歩合制で、1羽につき4~5円。平均年収は高く、500万円~600万円とされています。
農業先進国が多いヨーロッパでは日本よりも需要が大きいことから、海外での活躍を視野に入れて働くひよこ鑑定士も多いといいます。

◆インフルエンサー

インフルエンサーイメージ画像

インフルエンサーは、InstagramやYouTube、Facebook、Twitter、ブログ等のSNSにおいて
おすすめ商品を紹介し購読者に影響を与え、購買に繋げやすくするマーケティングのことをいいます。

これまでは一般社会に大きな影響力を及ぼすことが可能なスポーツ選手や人気モデル、知名度の高い有名人などをさしていましたが、
近年、SNSが急成長し世間で広まってきたことで、誰もが簡単に情報発信をする事が可能になり
積極的に情報発信を行い注目を集めている”一般人”もインフルエンサーと呼ばれるようになりました。

インフルエンサーはSNSのフォロワー数、購読者数を活用し、SNSやブログに依頼された”商品の広告”を掲載し紹介することが仕事内容で、その広告収入によって稼ぐことができる仕組みになっています。

また、インフルエンサーのジャンルは大きく分けて美容系、料理系、旅行系、ファッション系、動画系などがあるので、自分の得意な分野を選択できます。
普段何気なく活用しているSNSが、使い方に寄っては仕事に繋げることができる
まさに今の時代だからこそ生まれた特殊な職種であると考えます。

気になる収入はピンキリといわれており、収入0円の月もあれば数千万円に上る人も居るなどさまざま。
こちらも副業として働く人が多く居る業種になります。

◆ゴルフボールダイバー

ゴルフボールダイバーイメージ画像

ゴルフボールダイバーは、ゴルフ場の池に落ちてしまったゴルフボールを池に潜り拾い集める仕事を行っています。
日本ではあまり聞き慣れない特殊な職業ですが、アメリカやタイ、インドネシアなどの海外では割とメジャーな職業だそうです。

拾い集めたゴルフボールは洗浄後、中古品としてネット販売し利益を得ています。
販売価格は1つ20円~400円程度とされており、時には一つの池から何万個もボールが取れることもあるそうで
平均年収としては、300万円~1000万円。それ以上の場合もあるといいます!まるで宝探しの気分ですね。

また、ゴルフボールダイバーになるには作業潜水士資格(国家資格)が必要で、
会社によっては不測の事態に対応できるようレスキューダイバーライセンスも取得しなければならない場合もあるそうです。

特殊な業種で働くメリットとは?

さっそく、特殊な業種で働くことでどのようなメリットがあるのか紹介します。

特殊な業種で働くメリット①:インパクトのある肩書が手に入る

聞き馴染みのない特殊な業種であるため、初めて会う相手に第一印象で強い印象を持ってもらうことができます。
対人関係や就職活動における面接でも、相手から興味を持ってもらいやすいので話題に悩むことが減るでしょう。

特殊な業種で働くメリット②:業界内での繋がりが深くなる

狭い業界で行う仕事であるため、その業界内での繋がりは深く、強くなります。
その繋がりを通じて新規の仕事を受注したり、また別の誰かと繋がったりと、異業種ならではの人間関係が濃厚になります。

また、大きな組織で働くことが苦手な人にとっても心地の良い環境になるでしょう。

特殊な業種で働くデメリットとは?

メリットがあればデメリットもありますよね。
特殊な業種で働くことのデメリットは以下です。

特殊な業種で働くデメリット①:時に話が伝わらない可能性がある

異業種で働くデメリットとして、その仕事を知らない人が多く居るためプライベート環境で仕事の話になると
時には、話が伝わらない可能性があることが挙げられます。

特殊な業種で働くデメリット②:求人数が圧倒的に少ない

特殊な業種・・・つまり世間では”変わっている”とされる業種の理由には、一般的な営業職・公務員・販売職などに比べたニーズの低さが懸念されます。

就職・転職における求人サイトに掲載されている数も少なく、そもそも労働場所が限られるといったことがあり
業界内での転職が比較的難しいということも考えなければなりません。

異業種転職のメリットデメリットとは?特殊な業種をご紹介!まとめ

今回はさまざまなジャンルの特殊な業種やメリット・デメリットを紹介しました。みなさんの興味の湧いた業種はありましたでしょうか。

世間一般ではあまり知られていない職種や変わった仕事でも、その分野のニーズは確かにあります。
就活・転職に悩んだら、思い切って異業種への転職も視野に入れてみてはいかがですか?

しかし、どれも専門的な知識やスキルが必要になり
インフルエンサーやドローン操縦士など、高額収入を狙える業種もありますが
それ相応の努力が必要であることを理解したうえ、将来のキャリアプランなどを考慮し選択するようにしましょう。

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