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オンライン面接を突破するコツとは?注意点やポイントを紹介

2020.08.18

コロナウイルスの感染拡大防止策として、多くの企業が面接選考をZOOM(ズーム)やSkype(スカイプ)などのアプリを用いてウェブサイト上に切り替える「オンライン面接」を導入しはじめました。
そして今後もしばらくは、このオンライン面接が主流になると予測されています。

しかし、オンライン面接は直接対面して行う面接とは勝手が違うために、画面越しの人事担当者にちゃんと伝わっているのか、そもそも正しいやり方が分からないなどと不安を抱く就活生・転職者が続出しています。

少しでもオンライン面接を有利に運ぶコツやポイントはあるのでしょうか?
また画面越しの人事担当者は、あなたのどこを見て評価しているのでしょうか。

今回は、オンライン面接を突破するためのコツや注意点、人事担当者が評価するポイントなどまとめてみました。

オンライン面接を突破するコツ、適する条件とは

ではさっそく、オンライン面接を突破するコツや、条件を紹介していきたいと思います。

オンライン面接を突破するコツ①ネット環境を整える

オンライン面接を受けるにはまず安定した“ネット環境を整えておく”必要があります。

ネット環境が不安定だと通話が途切れたり、画質や音質が乱れたり、ネットワーク回線が重いとタイムラグが発生するなどのトラブルが起こりやすくなります。
最悪の場合、強制的にオンライン面接が終了させられるといったこともあり得ます。

また、オンライン面接ならではのスムーズなやり取りができない事に対しての焦りから
本来の力を発揮できず面接に失敗してしまうかもしれません。

こういった不具合をなるべく防ぐ為にも、オンライン面接の場所を決める際には
ネット回線の接続速度を確認しておくことが重要です。

ネット回線は有線LAN、無線LAN、Wi-Fiとありますが、まず不安定になりやすいWi-Fiはなるべく避けましょう。
そして無線LANよりも安定度やスピードが速い有線LANを選ぶようにしてください。

オンライン面接を突破するコツ②周囲の環境が静かな場所を選ぶ

二つ目に紹介したいオンライン面接に適する条件、突破するコツ・ポイントは“静かな場所を選ぶこと”です。

自分では静かだと思っていても、家電製品が発する音や家族、ペットの生活音など、意外とビデオ通話越しにも聞こえてきます。
また、線路や道路に近い家に住んでいる場合にも電車や車の走る音などが雑音として相手に届いてしまいます。

完璧に無音とまでは言わずとも、同居する家族がいる場合はオンライン面接の開始時間を事前に伝えて協力してもらったり、ドアや窓、カーテンを閉めるなど工夫をしてなるべく防音されている静かな場所でオンライン面接を行うのが理想的です。

オンライン面接を突破するコツ③プライバシーが守れる場所を選ぶ

面接では、自分自身の個人情報を話します。また、企業の業務内容や戦略が語られる場合もあります。そういった“機密情報を守れる場所”を選ぶ必要があります。

例えば、カフェやオープンスペースなどの不特定多数の人が通る場所はプライバシーゼロなので絶対に避けましょう。
自宅でのオンライン面接が難しい場合は、個室やなるべく人が居ない場所を選ぶようにしてください。

オンライン面接を突破するコツ④顔が暗くならない明るい場所を選ぶ

オンライン面接に適する条件、突破するコツ・ポイントとして最後に紹介したいのは“部屋が明るい場所を選ぶこと”です。

太陽の光が部屋に入って一見明るく見えても、画面越しの相手から見ると逆光で自分の顔がはっきり見えないこともあるので注意しましょう。
あえてカーテンは閉めて、部屋の照明を最大に明るくするというのが最善かもしれません。

また、顔を明るく印象良くさせるコツとして、白い洋服やタオルなどを膝の上などに置き光を反射させる方法もあるので色々と試してみてください。

オンライン面接を受ける最適な場所とは?気を付けておきたい注意点!

オンライン面接を受ける場所を決める際には「通信」「雑音・背景」「プライバシー」「明るさ」といった4つのポイントとコツをしっかり抑えておきましょう。

<オンライン面接を受ける最適な場所>

  • 自宅
  • レンタルオフィス
  • レンタル会議室
  • ホテル
  • インターネットカフェ

オンライン面接を受ける最適な場所をまとめてみました。では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

<自宅>

まず一番におすすめしたいオンライン面接を受ける場所といえば、やはり『自宅』です。
ネット環境さえ整っていれば、機密情報の漏洩も防ぐことができ、普段生活している場所だからこそリラックスして面接に挑めるはずです。
注意点としては、「背景に映る部分を綺麗にしおくこと」です。カメラは意外と広範囲を写しています。
自部屋が洗濯物やゴミで散らかっていたり、趣味のポスターやグッズが飾ってあればそれらが面接担当者から見たあなたの印象となってしまいます。
その為、背景に何もない壁やカーテンだけといった場所にパソコンやスマートフォンのセッティングをするのが望ましいです。

また、余計な雑音が入らないようになるべく使わない電化製品の電源は落としておくことをおすすめします。

<レンタルオフィス>

オンライン面接を受ける場所として最適な場所は自宅ですが、「家が片付いてない」「そもそも狭すぎる」「インターネット回線がない」などの理由から面接を受けられない方も多いと思います。
そんな時は、1時間単位で借りられるレンタルオフィスを活用するといいでしょう。
レンタルオフィスには、ネット回線をはじめとするオフィスに必要な設備が予め揃っています。
個室スペースも確保されているのでセキュリティ面もばっちりです。
中には、会議室が使用できる場所もあり利用料も1時間500円~など立地によっても様々です。
レンタルオフィスを使用する際には、レンタルオフィス.comなどで事前に下調べをして予約を取っておくとスムーズですね。

<ホテル>

ビジネスホテルの一室を借りてオンライン面接の会場にするのもありです。
安定したネット環境に加えて雑音の心配もなく、部屋の明るさも調節しやすいでしょう。
さらに、ホテルを利用するメリットの一つとして、プライバシー意識の高さを企業側へアピールできるということも挙げられます。

少しお金はかかってしまいますが、宿泊でなくともデイユースできるホテルはたくさんあるのでおすすめです。

<インターネットカフェ(完全個室)>

インターネットカフェも、ネット環境が安定している場所としてオンライン面接におすすめできる場所です。
最近では完全個室型のインターネットカフェも増えてきているので、プライバシーも問題ないでしょう。ただし、仕切りだけの個室だと静かな空間で会話が筒抜けになってしまいます。
あくまで「完全個室」である必要があるので事前に確認するなどして、十分に注意しましょう。

オンライン面接を受ける際のコツを紹介!

オンライン面接に限らず、面接というものは緊張してしまって普段の自分を出せなかったり、思いがけない所でミスをしてしまうことも多々あります。
普段の面接でさえ実力を発揮しきれないことがあるのですから、オンライン面接は余計心配になりますよね。
そこで、何かあっても慌てて失敗をしないよう、オンライン面接を受ける際のコツを紹介したいと思います。

スマホ・PCの通知設定をOFFにしておく

一つ目のコツは、スマホやPCの通知設定をOFFにしておくことです。
対面の面接の時も当たり前のことではありますが、緊張している状況だと意外と忘れやすいので注意が必要です。
特に、オンライン面接の際は、パソコンの接続等に気を取られて、通知設定まで気が回らない事もあるでしょう。
マナーモードにしていても、バイブ音は響きますから、面接前には必ず電源をOFFにすることをおすすめします。

ゆっくり話す&相槌などのリアクションは大きく!

二つ目のコツは、普段よりゆっくり話すこと&リアクションは大きめにとること。
オンライン面接と対面の大きな違いは、タイムラグがあることです。
相手の質問に被せるように話し始めてしまったりすると、評価が下がってしまう可能性もあります。
また、相手の話への相槌などのリアクションは、大きめの動きで取ると良いでしょう。
小さい動きだと、相手に気づかれず、「ちゃんと話を聞いているのかな?」と思われてしまうことも。
オンライン面接の際は、少し大げさと感じるくらい、ゆっくりと話す&リアクションを大きめに取ることを意識してみてください。

画面に映らない所にメモを置いておく

三つ目のコツは、緊張してパニックを起こさないように、画面外に注意事項を書いたメモを書いておくこと。
注意してほしいのは、面接で喋る内容のメモではありません
ここで言うメモとは、例えば、「早口にならない」「カメラを見る」等、オンライン面接で気を付けるべき事や、
面接でこれだけは必ず伝えたいというワードを簡単にメモしたもののことを指します。
あまり長々としたメモだと、面接官は、目線で「メモを見ているな」と気が付きます。
面接の練習で気が付いた自分の癖を正すという意味で、簡単なメモを置いておくと、たとえ焦ってしまったとしても途中で方向修正することができて安心でしょう。

オンライン面接を成功させるコツは“事前準備”を怠らないこと!

今回は、オンライン面接に適した条件と、突破するためのコツ・ポイントについて紹介しました。

一番重要なのは、ネット回線はどうなのか?背景は?明るさは?プライバシーは大丈夫?といった『事前準備』をしっかりと行うことです!

あとは、通常の面接と変わらず明るい挨拶をすること、ハキハキと話すことに加え、企業の下調べは徹底的に行いましょう。
オンライン面接では特にタイムラグや音声が聞き取りづらいことを配慮して、相手が聞き取りやすい速度で話すのがコツです。

また、「カンペを読んでいるのがバレた・・」という失敗談も最近よく耳にします。
何を聞かれても大丈夫なように模範解答を用意したくなる気持ちもわかりますが、人事担当者はあなたの視線の動きまでくまなく見ています。面接で焦ってしまっても、その後の対応力を面接官は重視しています。カンペは用意せずに、ありのままの気持ちを伝えて好印象を狙いましょう。

面接を受ける者も、人事担当者もオンライン面接は初めて場合が多くまだまだ慣れていません。
慣れていないからこそ今回紹介したコツやポイントを踏まえて、事前準備・対策をおこないあなたらしい魅力溢れるオンライン面接を行ってください。

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