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要注意!SNSのマナーとリスク|社会人がSNSを利用する上で注意したいこと

マナー

2021.06.15

昨今、LINEやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSを利用している方が目立ちます。
特に、10代~20代のSNS利用率は、他の年代より高くなっています。
これらのSNSに投稿したり、情報収集で閲覧したりしている方も多いのではないでしょうか。

また、最近は個人のアカウントだけではなく、企業の公式アカウントがSNSを通して情報発信をしたり、ライブ配信でファンと交流したりして注目を集めることも増えてきました。

しかし、個人・企業問わず、SNSを利用するにあたってのマナーやリスクを守らないと、世間からの信頼を大きく落とす事態になりかねません。
今回は、正しくSNSを利用する為のマナーやリスクについてご紹介します。

最低限守りたいSNSのマナー

誹謗中傷などの攻撃的な発言をしない

まず心得ておきたいマナーは、誹謗中傷を行わないこと。
SNSは匿名で投稿できるという性質上、個人や企業に対して攻撃的な発言をしてしまう人もいるのが現状です。
しかし、そのような攻撃的な発言を繰り返し行っていると、ひょんなことから勤め先にバレたり、個人情報を特定されたりして、罰を与えられるリスクは大いにあります。

最近は、誹謗中傷を受けた側が情報開示請求を行って、裁判で賠償金の支払いが命じられるという事例も増えてきました。

SNSに投稿する際のマナーとして、攻撃的な内容になっていないかの確認を怠らないようにしましょう。

権利の侵害をしない

次にご承知いただきたいマナーは、権利を侵害しないことです。
これは意外と守れていない人が多く、例えば自分が撮った写真に写りこんだ人、テレビ番組の動画や、漫画や雑誌の画像を載せること、これらは肖像権や著作権の侵害にあたり、立派なマナー違反なのです。

また、他人の描いたイラストなどを無断転載することも著作権の侵害になり、トラブルに発展してしまいます。

写真や画像を投稿する際は、自分がマナー違反をしていないか、一歩立ち止まって確認をするようにしてください。

企業の情報を洩らさない

企業の情報を洩らさないことは最も徹底しておきたいマナーのひとつです。
例えば、解禁前の情報を誤って投稿してしまったり、社外秘の情報を洩らしてしまったりした結果、企業の損失が発生してしまうという事例があります。

これらは、個人・企業のアカウント問わず起こってしまう為、SNSで仕事の事について投稿する場合は要注意です。

仕事の事について投稿する際は、リスクをしっかり理解した上で公にしても良い情報かどうか区別することが重要です。

SNSのマナーを守らなかったことによって起こる影響とは・・

個人のリスク▶裁判に発展することも

個人で使っているSNSアカウントでのトラブルで多いのは、他者への誹謗中傷です。

最近では、SNS上でのいじめなどが問題になっています。
他にも、思った事を何気なく投稿した内容が名誉棄損にあたってしまうというリスクがあります。
こういった第三者への誹謗中傷は、情報開示請求を行われると発信者が特定され、裁判で賠償金を請求される可能性もあるので注意が必要です。

さらに、個人情報が特定されやすい投稿をしてストーカー被害に遭うなど、SNSには計り知れないほどたくさんのリスクが隠れているのです。

投稿をする前は、他者への攻撃的な内容になっていないか、個人情報が特定されやすい内容ではないか等必ず確認することを意識してください。

企業のリスク▶ブランドイメージを大きく損なう

企業の公式SNSアカウントで炎上するパターンは以下の通りです。

  • 情報漏洩
  • アカウント切替の確認不足による誤投稿
  • モラルに欠ける発言
  • バイトテロ

特にTwitterやInstagramは、利用している年齢層、拡散のしやすさという観点から、不適切な投稿があった場合はすぐに広まってしまい、大炎上に繋がるリスクが高いのです。

一度損なってしまったブランドイメージの回復は大変ですし、店舗を持っている場合は一時休業に追い込まれる可能性もあります。

身近な存在となったSNSですが、同時に大きなリスクも背負っている事を忘れてはいけません。

SNSのリスク|一瞬で炎上する危険性

SNS炎上事例①企業アカウントでの不適切な発言

企業の公式Twitterに不適切な内容の投稿がされたことで炎上し、謝罪とTwitterでの投稿を当面の間中止するという事態になったケースがあります。
これは、自社の人気キャラクターと電話でお話ができるというキャンペーンの告知でしたが、その告知方法が犯罪を想起させると大炎上したケースになります。

この件では、マナー以前に、SNSの運用を1人で行っていた事、もともと危うい投稿があったものの、担当者を変えなかったり、ダブルチェックの体制が無かったりした事などが炎上した投稿に繋がったものと言われています。

SNS炎上事例②バイトテロによる炎上

2021年になってから、Instagramのストーリーズ機能を使用したバイトテロが立て続けに起き、企業のリスク管理に注目が集まっています。
バイト先の店内で不衛生な行動を撮った動画を、Instagramの「鍵アカウント」でストーリーズにアップしたものが、第三者によって拡散され、炎上に繋がったものです。

鍵アカウントとは、投稿者が承認した人にしか見ることができないアカウントです。加えてInstagramのストーリーズは24時間限定で投稿できるサービス。
つまり、「鍵アカウント」+「ストーリーズ」で、限定された人にしか見られないという認識から不適切な動画を投稿したものが、それを見たフォロワーの手によって誰もが見られるアカウントで拡散された、いわゆる二次拡散で炎上したケースとなります。

SNSのマナーやリスクについて企業はどのように教育すべきか

ここまでSNSのマナーとリスクについて触れてきました。
では、企業としてSNSを利用することも増えた今、企業側はどのようにSNSのマナーやリスクについて教育をするべきなのでしょうか。

  • SNSのマナーやリスクに対する意識改革
  • 仕事中のスマートフォン持込み禁止

まず、社員研究は企業が行う対策としてマストとなってきます。

どんなに厳しいガイドラインを作ったとしても、その中身をしっかり理解していないと社員にSNSの危険性を意識させることはできないからです。

どういった意図でSNSを運用するのか、どういう意味があってガイドラインが作られたのか、自分は大丈夫という油断がトラブルを生むことをしっかりと理解させる必要があるのです。

また、強硬手段としては、仕事中のスマートフォンなどの情報機器の持込みを禁止することです。
そうすることで、会社内で写真を撮ったことによる情報漏洩などのリスクが軽減できます。
厳しいと思う方もいるかもしれませんが、セキュリティ上の観点から職場の決められた場所でしか情報機器を扱えない企業は多く存在します。

個人・企業を守る為にSNSのマナーを徹底することが求められるのです。

【まとめ】要注意!SNSのマナーとリスク|社会人のSNS使用の注意点とは


今回は、SNSを利用するにあたってのマナーとリスクについてまとめました。

企業がSNSを利用することで、企業のファンを増やすことができる一方、不適切な投稿を1つしてしまうことで、信頼が失墜するリスクも大きいです。
それを防ぐためにも、SNSを利用する場合は、必ずSNSのマナーを共有する必要があります。

また、個人でSNSを利用する際には、最悪の場合、警察沙汰になり職を失うなど、自らの人生を壊してしまうリスクもありますので「誹謗中傷は行わない」「デマの拡散をしない」「仕事の詳細を投稿しない」などの注意が必要です。

個人・企業問わず、SNSに投稿する前に一呼吸おいて、投稿する内容には十分配慮することで、自分の身と企業の信頼をリスクから守ることができるのです。

また、正しい情報を正しい方法で発信することで、企業の評価もあがり、離職率の低下や求人応募の増加に繋がる可能性も高くなります。
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