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転職時期は何月が狙い目?ケース別に異なるベストタイミングと注意点について解説!

転職転職時期おすすめ

2022.12.15

未来くん
未来くん
転職するのにベストなタイミングってあるの・・?

「転職したい」と思っていても、いつ行動したら良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。

転職活動を有利に進めるためには“転職時期(タイミング)”を見計らうことが大切になってきます。

一般的に転職活動が活発化する時期は4月入社を目指した1月~3月ですが、自身の年齢やキャリアによってもベストなタイミングは異なります。

またタイミングが悪いと求人数が少なかったりライバルが多く不採用が続いてしまったりと、思うような転職活動を進められない事も考えられます。

本記事では、ケース別に異なる転職時期の狙い目について解説すると共に、業界や職種によって異なるおすすめの転職時期について解説いたします。

自分にとって適切な時期を見極めて、転職活動に活かしましょう!

【ケース別】転職時期の狙い目!おすすめの時期3選

それぞれのケース別に、狙い目の転職時期を3つご紹介します。

ココが狙い目★中途採用の求人数が増える時期を狙うなら「1~3月」「7~9月」前後

より多くの選択肢から自分の希望に沿った求人情報を探したい場合、4月入社に向けて求人が増える1~3月と、その次に多い下半期スタートとなる10月入社に向けて求人が増える7~9月が狙い目です。

しかしながら、転職活動が活発になる時期というのは「求職者数も増加する時期」なので、ライバルが増えてしまうというデメリットもあります。
そのため未経験業界への転職は経験者に比べて不利になる可能性もあることを理解しておきましょう。
この時期に転職活動を進める場合は、履歴書や職務経歴書の完成度や企業調査の入念な準備を行うことが大切です。

ココが狙い目★ライバルが少ない時期を狙うなら「3~6月」「12月」

一般的に1~3月、7~9月はボーナスを貰ってから転職しようとする求職者が増えるため、3~6月の中間時期は比較的ライバルが少なく狙い目です。

また年度始めの繁忙期は、新卒育成に注力したり年末調整などの労務関連の手続きに追われることが多く人事部の手が回らないため、12月は求人数を減らすという傾向もあります。

この時期の中途採用枠は“欠員補充”など緊急度の高い場合が多く、適性よりもタイミング重視で選考が進められることもあったりと、ライバルが少ない時期の転職活動は、選考を有利に進める大きなメリットになるでしょう。

しかしながら、求人数に比例して選択肢が少なく、希望条件に合う求人が見つかりにくいというデメリットも理解しておきましょう。

ココが狙い目★第二新卒なら「4月」前後がおすすめ

「第二新卒」とは、一般的に高校や専門学校、大学などを卒業してから3年程度の就業経験を持つ人材のことで、中途採用とは区別して採用活動を進める企業が多くあります。

この第二新卒を対象とする求人は、新卒と同じタイミングで社内研修ができる点や早期退職者の補充目的で、4月前後に募集が増える傾向にあるのです。

求人数は決して多いとはいえませんが、近年では若手社員の採用を積極的に行う企業が多いため、就業経験の浅い求職者は4月前後を狙い目に転職活動を開始するのもおすすめです。

業界・職種によってベストな転職時期は異なる|繁忙期は避けると吉◎

ここまでケース別で見る転職時期の狙い目を紹介してきましたが、必ずしも全ての業界で同じ時期にベストシーズンを迎えるとは限りません。

一般的に退職を申し出るタイミングは、繁忙期が落ち着き閑散期に入ったタイミングが最も多く、企業の中途採用は欠員が出た場合に必要な人材を募集するのが基本となっています。
つまり、各業界の閑散期に出た欠員者を補充するために、閑散期に求人数が増える傾向にあるということです。

就活女子
就活女子
なるほど!じゃあ繁忙期と閑散期がはっきりと区別できる業界は、その時期に合わせて転職活動を進めると良いのね!

業界別に見た閑散期は以下のようになっています。

業界別で見る閑散期(転職時期)

【不動産業界】
12~3月の引っ越し、人事異動が増える季節が繁忙期となり、それ以外が閑散期です。
不動産業界では特に4~10月が転職時期の狙い目となります。

【旅行・観光業界】
春、夏、冬の長期休暇付近が一番の繁忙期となり、それ以外が閑散期なので狙い目です。

ちなみに、企業によっては繁忙期に向けて人員募集する場合もありますが、その時期に入社していまうと引き継ぎのための十分な時間を確保できなかったり、転職直後から忙しくて「もう辞めたい!」となる恐れもあるので、繁忙期前はおすすめな時期とは言えません。

【ブライダル業界】
春や秋といった気候が穏やかな時期が繁忙期で、寒暖差の激しい真夏や真冬シーズンは閑散期となります。

【保険業界】
一年を通して分かりやすい閑散期はありませんが、3月は進学や就職のタイミングで保険を切り替える人が多いことから、4月が閑散期となります。

【IT業界・クリエイティブ関連】
IT業界・クリエイティブ関連の仕事は、3月や9月に求人数が増える傾向にありますが、繁忙期や閑散期といった区切りはありません。

こういった業界の求人数や求職者の動きは、年間を通しても変動が少なく、基本的には欠員の補充目的で中途採用の募集をかけるケースが多いため、転職時期をあまり気にしすぎなくても良いかもしれません。

転職活動は現職に迷惑をかけない時期を見計らい、計画的に準備を進めることが大切!

いざ転職が決まれば自己分析や企業研究など、転職に向けての準備を入念に始めることになります。

その際に注意しておきたいことといえば、現職はもちろん、取引先やクライアントへ迷惑がかからないよう配慮して進める必要があるということです。

【注意】繁忙期やプロジェクト進行中の転職活動は避けよう!!

現職の繁忙期はできるだけ避けた方が無難です。

忙しい繁忙期には、残業などで思うような転職活動を進められない場合が多く、自己分析や企業研究も中途半端になりがちです。
また、余裕のない繁忙期に人員が欠けてしまうことで、業務の引き継ぎ時に多大なる迷惑をかけることになってしまいます。

さらにプロジェクト進行中の転職は引き継ぎがスムーズに進まないだけでなく、取引先やクライアントによる印象も悪くなりがち。

そのため、繁忙期でなくとも進行中のプロジェクトは最後まで責任を持って取り組み、終了したタイミングで転職活動を行うのがベストといえます。

このように後任者の選任や引き継ぎ、残務処理を無理なく完了できる余裕を持ったスケジュールを組んだ上で転職活動を進めていきましょう!

転職時期は業界によって狙い目も違う!余裕を持った円満な退職を心掛けよう。

今回はケース別に異なるおすすめの転職時期について解説してきました。

一般的に転職活動をスムーズに進めるには、中途採用が活発化する時期(1~3月、7~9月前後)やライバルが少ない時期(3~6月前後、12月)が狙い目です。

しかし、辞めるタイミングを考慮せずに転職活動を進めてしまうと、企業研究不足でミスマッチを招いたり現職に迷惑をかけてしまう場合もあるため、退社日から逆算してスケジュールに余裕を持った円満な退職を心がけるようにしてくださいね。

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