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会社説明会や座談会での質問は、積極的にできると吉◎

会社説明会座談会新卒面接

2020.03.30

会社説明会や座談会へ足を運んだ際現役で働く社員に、学生が質問をできる場が設けられます。
面接の際にも就活生より企業側への逆質問の場が設けられることもありますが、なかなか深いところまで掘り下げて聞くことのできる就活生は少ないでしょう。
そこで、会社説明会や座談会での質問の場を就職活動に大きく活用することが望ましいとされます。

質問の場では、実際に働いている現役の社員から社内の雰囲気や詳しい業務内容を聞くことができるため、より企業の情報を知れるチャンスとなります。
企業によっては実際に社内へ招いて開催する場合もあるため、積極的に足を運ぶことで自分なりに社内の雰囲気を掴むこともできます。

会社説明会とは?

会社説明会とは、企業が就活生向けに開催しているイベントのことを表します。
ここでは企業理念や事業内容、教育体制、キャリア制度、福利厚生などの説明が行われ、主に会社説明がメインとなるイベントのため、質問の場は会社説明会の後で行うことが一般的です。
ただし、非常に限られた時間であるため、多数の参加者の中から挙手制で選ばれた数名しか質問できない場合がほとんど。

回答者は、主に企業の代表者や人事部などが進行・参加していることが多く、質問内容はというと、主に事業内容や取り扱っている商品、サービスについて質問する就活生が多く見受けられます。

座談会とは?

座談会とは、就活生が現役社員へ直接質問することができるイベントのことを言います。
主に会社説明会などの後に設けられる場合が多く、企業によっては会社説明会とは別の日に設定する場合もあります。

また、座談会は社員と就活生の距離が近く和気あいあいとした雰囲気で進行していく傾向にあります。
会社説明会とは違い、企業に存在する複数の部署の代表者が多数参加する場合が多いため、気になっている部署に所属している社員へ詳しい業務内容、社内・部署内の雰囲気、1日の働き方などを聞くことができます。

会社説明会や座談会に行く前は、事前に質問の準備をしよう

会社説明会や座談会では、参加する前に予め質問の準備をしておくことが大切です。
そのために、企業研究や業界に関する研究は欠かせません。
会社概要はもちろんのこと、業界における専門用語や業務内容などは基礎知識として抑えておくことで、より相互理解が深められます。

企業研究を怠ると大変なことに!?【NG集】

企業研究を怠ると的外れな質問をしてしまう場合や企業に対して失礼と思われる質問をしてしまうことも考えられます。
企業側と就活生との間に業界知識に関する差があることは企業側も理解しています。しかし、企業研究をしっかり行った上で質問を行う方が企業に対する理解を深めやすくなるだけでなく、企業に対するアピールに繋がるかもしれません。
では、いくつか失礼にあたるかもしれない質問例を挙げてみましょう。

  • すでに海外進出している企業に海外新出するか否かの質問をする
  • ターゲット層が絞られている商品に対して再度ターゲット層を質問してしまう
  • 説明会で話された内容やホームページを見ればわかる内容に関する質問してしまう
  • 残業やノルマ、離職率など企業側が答えにくい質問をしてしまう
  • 大勢の前で聞く必要のない個人的な質問をしてしまう

また、複数質問する場合は予め「2点お伺いします」などと伝えてから質問するようにしてください。また、いくつもダラダラと質問しすぎてもいけません。
更に、言い回しによっては誤解を与え、失礼が生じる場合もあるためその点も細心の注意を払う必要があるので注意が必要です。

会社説明会や座談会は企業の情報を知ることのできる大きいチャンスの場ですので、質問をしないままで終わることのないようにしっかり準備をしておくことが大切です。

就活の軸は「明確に」しておくことが重要!

就職活動における軸とは、企業選びや職業・業界を選ぶにあたり自分なりに設定している基準のことです。

企業に対して名前やイメージだけが先行している場合もあるため、入社後の大きなギャップを減らせるよう軸と照らし合わせた質問内容を考えられると良いです。

そのため、質問できる場で確認しておきたいところを明確にすれば、今後選考に進む際に思い切って臨むことが出来るでしょう!

例えば、長く働ける職場を希望している場合は「離職率やどのくらいの年齢層の方がどのような働き方をしているか」など質問してみると働いてからのイメージも沸きやすくなるかと思います。
また、入社後に身に着けたいと思っているスキルが明確となっている、その業界の第一線で働く人に憧れているなど何らかのビジョンがある場合は、「研修制度の詳しい内容やキャリアアップするまでどのようなステップを踏んでいるか」なども質問する良いでしょう。

会社説明会や座談会で聞いておきたい質問内容とその例文

会社説明会や座談会で聞いておきたい質問の内容は以下です。

「会社の社風や職場の雰囲気について」
「採用内容について」
「業務内容について」
「事業内容(サービス概要・商品)について」
「キャリアパスについて」

ではそれぞれ例文をみていきます。

  • 職場の雰囲気に関する質問【例文】
    ①御社で働いている方はどのような性格の方が多いのでしょうか?
    ②○○職を希望しているのですが、雰囲気などを教えて頂きたいです。
    ④社内のコミュニケーション向上を目的として、何か行っていらっしゃることはありますか?
  • 採用に関する質問 企業の求める人材【例文】
    ①今年度の採用において御社が求める人物像はどのような方でしょうか?
    ②御社で活躍されている方に共通すると感じる能力や性格などを教えてください。
  • 業務に関する質問【例文】
    ①大変だったことややりがいに繋がったことなど教えて頂きたいです。
    ②入社前と入社後で印象が変わった点はありますでしょうか?
    ③○○職で大変だった1日のスケジュールを教えてください。
    ④御社で働くうえで必要な知識や資格にはどういうものがありますか?
  • 会社に関する質問【例文】
    ①御社の強みや他社と比べて売りにしていることは何ですか?
    ②御社の商品(またはサービス)が強い支持を受けている理由はなんだと思われますか?
    ③御社で今後取り組んでいきたいと考えていることなど教えてください。
    ④○○の資格を取得するまでどのくらいの期間を有したか教えてください。
  • キャリアに関する質問【例文】
    ①研修制度が充実している印象を受けました。なにか他社にはない特長的な研修はありますか?
    ②私は今後、○○な仕事をしていきたいと考えています。その場合の一般的なキャリアパスを教えて頂きたいです。
    ③女性の管理職の方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
    ④産後、復帰されて活躍されている方はどのくらいいらっしゃいますか?

会社説明会や座談会での質問は積極的に!チャンスとして活かそう

企業の中には、会社説明会のみの開催で座談会を行わない場合もあるため、質問内容は企業のスケジュールを確認しながらその都度活かしていきましょう。
ただし、他の就活生から質問された内容と被る内容の質問は避けるように気を付けてください。

会社説明会や座談会での質問は、参加している就活生みんなの役に立つもの。
他の就活生からの質問を聞いて参考になることもありますし、その逆の場合もあります。
企業の情報を知ることのできるチャンスだからこそ、準備をしっかりとして就職活動に挑んでいきたいですね。

評判DBでは質の高い企業の情報を揃え、あなたの転職活動が成功するようこれからもサポートを続けていきたいと思います。
会社説明会や座談会で質問をする際の情報収集の際にもお役立てくださいませ。

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