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社内コミュニケーションを活性化させるユニークな取り組み事例10選

社内コミュニケーション活性化

2022.05.20

社員同士の人間関係を良好に保ち、モチベーションを維持するうえで重要となる『社内コミュニケーション』

社内コミュニケーションが滞ってしまうと日々の業務に支障をきたすだけでなく従業員満足度の低下で早期離職、さらに企業全体の生産性も低下していくなど、深刻な問題につながります。

近年では社内コミュニケーションを活性化させるためにユニークな制度を設けたり、イベントを実施したりと独自の取り組みを行う企業も増えており、企業も日々進化を求められる時代になりました。

そこで今回は、社内コミュニケーションの必要性と活性化のための定番イベント、そしてユニークな社内コミュニケーションイベントを実施する企業を10社ご紹介していきます。

“社内コミュニケーション”は充分にとれていますか?

社内コミュニケーションとは、業務上のやり取りや何気ない雑談、情報交換、情報共有のことです。

社内でのコミュニケーションが円滑に進むと社員同士の信頼関係が育まれ、一人ひとりのモチベーションが向上し離職率の低下、そして業務効率アップにより生産性も向上するなど、さまざまな相乗効果が生まれます。

このように会社組織の円滑な運営のためには、社内コミュニケーションが不可欠なのです。

近年、働き方改革や新型コロナウイルスなどの影響により労働環境がガラッと変わり、時短勤務やテレワークを導入したことで社員同士が顔を合わせる機会が減るなどコミュニケーション不足が問題となっていますが、そんな中でも社内コミュニケーション活性化への取り組みを積極的に行う企業が増えています。

それも「社長のおごり自販機」や「ランドセル贈呈式」などユニークなイベントの実施で従業員満足度をアップさせている企業があるので10社の事例を紹介します。

社内コミュニケーションを活性化させるユニークな取り組み事例10選

社内コミュニケーションを活性化させるためのユニークな企業事例を見ていきましょう。

1.フリーアドレス制度|カルビー株式会社

カルビー株式会社では、働き方改革の1つとしてフリーアドレス制度を採用しています。
フリーアドレス制度は固定席を設けずに毎日違う座席で仕事ができる制度で、社内同士のコミュニケーションを円滑にするだけでなく新しいアイディアにも繋がりそうです。

入り口に設置された専用の「ダーツシステム」にアクセスし座席を選択すると、一人で集中できる仕切り付きの「ソロ席」、さらに集中できる「集中席」、4人席でコミュニケーションがとりやすい「コミュニケーション席」というように、その日の業務内容や気分、ワークスタイルによって自由に選択することができるようになっています。

Calbee

2.エンジニア、クリエイター向けシェアハウス|株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントでは、エンジニアやクリエイター職の社員を対象としてシェアハウスを開設しています。

エンジニアやクリエイターの仕事は一人で黙々とPCに向き合って作業することが多いため、そんな社員たちのコミュニケーションを活性化させる目的でシェアハウスを建設し、実際にシェアハウスでのコミュニケーションから生まれたアイディアから、サービスやアプリ開発に繋がったケースもあるそうです。

同じ社内でも案件や部署が違うためにエンジニア同士のコミュニケーションが薄かったものが、シェアハウスを通して繋がることで新たな出会いや発想が生まれるのですね。

CyberAgent

3.社内演奏会|ソニー株式会社

カメラやテレビ、そして音楽分野と幅広く活躍するソニー株式会社では、歴史と伝統のある社内イベント「Sony Jazz Orchestra」が存在しています。

Sony Jazz Orchestraは本社やグループ会社の従業員たちによって結成され、定期的に社内演奏会を開催しており、随時メンバーも募集中とのこと。

音楽や楽器などを通じてコミュニケーションを活性化させることで、強い団結力が生まれそうですよね。

ソニーでは他にも、働くパパママたちのために新1年生を持つ家族にランドセルを贈る「ランドセル贈呈式」を行うなど、社内コミュニケーションを活性化させるためのユニークな取り組みを数多く行っています。

SONY

4.誕生日、ハロウィンパーティー|楽天株式会社

楽天グループでは、コミュニケーションを取りながら気持ちよく働ける職場環境を目指し、「楽天スマイルプロジェクトチーム」という社内イベント企画専門のチームが中心となって年間を通して活発な社内イベントを行っています。

3ヶ月に1度行われる社員の誕生日パーティーでは、誕生日が近い社員を祝うためホテルでの立食会やゲーム、時にはお笑い芸人などのゲストを招きお祝いをしているそうです。大手企業ならではのユニークさと盛大さですよね。

ちなみにこのイベントは三木谷社長や役員なども参加するため、普段では話せない経営層と話す機会にも繋がり、色々な刺激が貰えることでしょう。

またコロナ禍においても、秋恒例の社内イベントであるハロウィンイベントが開催されました。オフィスで仮装する社員やオンライン上で仮装する社員など、それぞれ自由に楽しみながら社内コミュニケーションをとり、従業員から募った仮装写真でフォトコンテストまで開催したそうです。

楽天グループ

5.FRIENDSHIP DAY|株式会社スタートトゥデイ

アパレル通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイでは、「従業員同士が親友のような関係になる」という会社としての目標のため、「FRIENDSHIP DAY」という日を設定し社員同士の絆を深めるためのきっかけ作りをする日を設けています。

社員の意見からイベント行事が決まり、ボーリング大会やプレゼント交換、社内合コンまで企画内容はさまざま。

会社全体の目標として“社内コミュニケーション”を掲げることで、会社全体を巻き込みながら自然と従業員満足度や生産性が向上していくという発想は、前澤社長ならではのユニークな発想ですよね。

6.社内結婚神社|日本食研ホールディングス株式会社

賛否両論ある“社内恋愛”ですが、日本食研ホールディングス株式会社では社内恋愛や社内結婚を後押ししており、累計550組以上の社員が入籍しているとか。

社内結婚をしたカップルには特別手当が支給され、さらに毎月1,000円の別手当も貰えるという実にユニークな福利厚生制度を設けています。
そして喧嘩をした月には自己申告制で手当をゼロにする決まりがあるのですが、その甲斐あってか離婚率は低いそうですよ。

他にも、社内制度の改善提案ができる「かえるシート」ではユニークかつ革新的なアイディアを出した社員に賞金が貰えたり、定期的に開催される「売り上げ予想クイズ」でも正解すると賞金が貰えるイベントなども開催しています。

日本食研ホールディングス

7.社内に卓球台|サムライト株式会社

オウンドメディアやペイドメディア、ネイティブ広告などの事業を展開するサムライト株式会社には社内に“卓球台”が常設されており、休憩時間や社内での交流会の場などで利用されているそうです。

卓球はルールも簡単で、初心者でも気軽に取り組めるスポーツですので社内コミュニケーション活性化のために重宝されているのでしょう。

サムライト株式会社では他にも、フリーアドレスを採用したり業務に繋がるような部活動、そしてスポーツの部活動など円滑な社内コミュニケーションへの取り組みを積極的に行っています。

サムライト

8.カヌーレース|オリエンタルランド株式会社

ディズニーランドを手掛ける株式会社オリエンタルランドでは、キャスト限定のイベント「カヌーレース」が年に1度開催されています。
パークオープン前のアメリカ河で行われるカヌーレースでは、仲間同士のチームワークを競い、11人~13人が1チームとなりカヌーのタイムを競い合う本格的なレースです。

2000人を超えるキャストが、レースに向けて行う準備や練習を通じてコミュニケーションを深めることができる、ユニークなイベントですよね。

オリエンタルランド

9.40個以上のオンラインコミュニティ|株式会社ニット

オンラインアウトソーシングサービスを手がける株式会社ニットでは、社員約400名が日本全国・世界33カ国からオンラインで業務を遂行しています。
その中で業務内外含め40個以上のコミュニティが存在すると、そのユニークさに注目が集まっています。

SNS運用情報共有部屋、PPT職人工房、ライティング職人といった業務に関するコミュニティはもちろん、平成・昭和生まれの会、母の会、ペットわんにゃんの会、キャンプの会、韓国沼の住民の会、占い好きの館などなど業務外にもさまざまなコミュニティがあります。

このように、社員が自由に所属できる複数のコミュニティを設けることで積極的にコミュニケーションをとることが出来ますし、人脈にも繋がることでしょう。

ニット

10.社長のおごり自販機|サントリー食品インターナショナル株式会社

2021年10月、サントリー食品インターナショナル株式会社では、コロナナ禍において大きな問題となった社内のコミュニケーション不足を補う狙いで「社長のおごり自販機」を開発しました。

これは社員証を2人同時に自販機にかざすことで飲み物を「無料」で飲むことができるシステムで、飲料代は設置先の企業、つまり“社長”がおごってくれるということになっています。

サービス開始後、そのユニークさで話題となりましたが、いよいよ2022年5月から社長のおごり自販機の全国展開が発表されました。

社長のおごり自販機という名前からしてユニークな面白いサービスですよね。社内コミュニケーション活性化の手段として導入してみると、社員たちからの思わぬ反響が貰えそうです。

サントリー食品インターナショナル

社内コミュニケーション活性化のための定番イベント

ここまで社内コミュニケーション活性化のためのユニークなイベントを紹介してきましたが、定番イベントも少し見ていきましょう。

【飲食系イベント】

飲み会、BBQ、忘年会、新年会、お花見などは気軽に実施できる社内コミュニケーション活性化へ向けた効果的なイベント行事です。多くの企業が取り入れており、導入しやすいのが特徴ですね。

最近では会社負担で月に1度、他部署や部長、社長なども含めてランチに行く「シャッフルランチ」といったイベントも聞くようになりました。

またテレワークを実施する企業では、出社日に社員全員が揃ってランチを食べることで社内コミュニケーションを活性化させようという中小企業の取り組みも見られます。

【スポーツ系イベント】

マラソンやゴルフ、野球、サッカー、ボーリング、バドミントンといったイベントから、年に1度行われる運動会など大規模スポーツ行事も定番です。

スポーツ系イベントは運動不足の解消は元より、競技を通じて仲を深めチームワークを発揮することがポイントになります。

またゴルフコンペでは参加者人数が限られるもの組み合わせを変えたり、ハンディを設けたりと初心者でも一緒に楽むことができ、さらに少人数で行うプレイですので密なコミュニケーションを取りつつもコロナ対策になもなるということで多くの企業で採用されています。

【旅行系イベント】

コロナ禍に突入し社員旅行の需要が一気に低下したものの、最近では少しずつ実施する企業も増えてきました。

上司や部下、同僚と行く社員旅行は「気疲れする」などのネガティブな意見もありますが、どこに観光してもいい場合やフリータイム時間を作って自由に出かけられるようにするなど各社対策を行っているようです。

【季節ごとの催し物イベント】

季節ごとに開催できるイベント行事も定番です。

春にはお花見や新入社員の歓迎会を行い、夏には納涼会や屋形船、ビアガーデン、それも企業によっては家族同伴にするなど、社員の子供も含めて家族ぐるみでのコミュニケーションをとることができます。

また秋には運動会やハロウィン仮装パーティー、冬にはクリスマス会を行い景品を用意したり、お正月明けには事業の成功を祈願して社員全員で神社へ行く企業もあります。

ユニークな社内コミュニケーションの実施で従業員満足度も生産性もアップ!

社内コミュニケーションというのは一部の社員だけが意識すれば良いというものではなく、全員が積極的に取り組んでいかなければ活性化していきません。

それも、イヤイヤ無理やりコミュニケーションを取らなければならないような方法や環境では、信頼関係には繋がらないもの。

今回紹介したように、ユニークな社内コミュニケーションを実施することで社員同士の会話が増えモチベーションを上げながら仕事に取り組めるような、満足度も生産性も高める相乗効果が生まれるのではと思います!

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