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就職活動で新卒が決め手とする企業の条件とは?

新卒転職

2020.03.30

「就職氷河期」と言われていた時代は通りすぎ、「売り手市場」と呼ばれる現在となりました。
この時代の変化とともに、学生が企業選びをする際の決め手も変わってきています。
新卒者が今1番企業選びで重要視しているのは、どういった点なのでしょうか?
また、それに伴い企業側は就職活動生にどういった点をアピールしていけば良いのでしょうか?

今回は就職活動をする際、新卒者が決め手と考える企業の条件についてまとめていきたいと思います。

昔と今で新卒者が決め手とする企業条件は変わった?

調べてみたところ、2013年卒と2020年卒とで企業を選ぶ際の条件に変動があることが分かりました。

    【2013年卒】
    1位:自分のやりたい仕事や職種ができる
    2位:働きがいがある
    3位:社風が良い
    4位:安定している
    5位:これから伸びそうな業界である
    6位:勤務制度、住宅等の福利厚生が整っている
    【2020年卒】
    1位:安定している
    2位:自分のやりたい仕事や職種ができる
    3位:給料が良い
    4位:これから伸びそうな業界である
    5位:勤務制度、住宅などの福利厚生が整っている
    6位:休日・休暇が多い

参考:【2019年最新版】20卒就活動向から見る就活の変化

2013年に1位であった「自分のやりたい仕事や職種ができる」は過去20年間1位から外れたことがなかったが、今年2020年では2位となり、代わりに1位が「安定している」になっていることが分かりました。

今の就活生はやりたいことよりも安定をより求めているということになります。
また、「給料が良い」、「休日・休暇が多い」といった企業条件がランクインしている事からも、今企業に求められているのはいかに“働き手が働きやすい環境であるか”なのではないかと思います。

就職活動で新卒者が考える働き方の決め手は?

上記のことから働きやすい環境が重要視されていることがわかりましたが、具体的にはどういった点を就活生は気にしているのでしょうか?

働き方で気にする点

  • サービス残業や長時間に及ぶ労働があるか
  • 実際に有給休暇が取得しやすい環境か
  • 結婚や出産後に待遇・働き方を考慮してくれるか
  • フレックス制や副業OK等の制度があるか

といった点を気にする就活生が多いとのこと。
理由としては、「仕事はしっかり取り組みたいが、プライベートも充実させてメリハリをつけたい」、「本業以外にも経験をしてキャリアアップを図りたい」、「家庭の時間を大切にしたい」などがありました。

また、働き方について特に気にしないという意見は2018年度に比べて2019年度のほうが減少したそうです。やはりプライベートを重要視する傾向があることから、こういった意見は今後もどんどん減っていくのではないかと思われます。
参考:就活生『働き方』意識調査・2019年卒は「安定性」より「将来性」

大学生、大学院生で就職先選びの決め手に違いはあるのか

就職活動をする新卒生の中でも「大学生」と「大学院生」とでは、
働きたいと思う企業に求めているものは変わってくるのでしょうか。
さっそく、紹介します。

【大学生】
大学生が企業に求めている決め手は以下2つの項目。

  • 「仕事とプライベートのバランスがしっかり取れる」
  • 「安定していて確実に事業成長を目標としている」

【大学院生】
大学生に代わり、大学院生が企業に求めている決め手は以下の項目です。

  • 「仕事とプライベートのバランスがしっかり取れる」
  • 「一緒に働く周りが良い刺激を与えてくれる優秀な人材が多い」

大学生、大学院生ともに仕事とプライベートのメリハリがつけられる環境で働きたいと願う率が多く、大学生は上記で紹介した通り“2020年卒の新卒者が決め手とする企業条件第1位”の「安定」を求めていることがわかります。

大学院生では、大学生より優秀な人材と、一緒に働いて良い刺激や能力を得たいと考えていることだったり、ある分野を追求してより高い能力をつけたいという思いが大学生に比べて強いということがわかりました。

男女別の入社の決め手の違い

実際に入社となった場合、男女によって決め手は変わってくるのでしょうか?調べたところ、男女別新卒者の入社の決め手を比較した結果があったので、5位ずつ以下に示します。

    【男性】
    1位:自分が成長できる環境がある
    2位:一緒に仕事がしたいと思う社員がいた
    3位:自分と会う社風だった
    4位:自分がやりたいと感じる仕事がその企業でできると思った
    5位:将来性がある企業だと思った
    【女性】
    1位:自分と会う社風だった
    2位:一緒に仕事がしたいと思う社員がいた
    3位:自分がやりたいと感じる仕事がその企業でできると思った
    4位:直感やフィーリングで良いと思った
    5位:自分が成長できる環境がある

参考:<2019年度 新入社員アンケート>入社の決め手に男女で差 男性は自分だけでなく会社の成長度も重視

現在は就職に対しての考え方が終身雇用から1人あたり2~3回の転職は当たり前という時代となっています。そのため、男性は特に企業に対してそこで自分がいかにスキルを身に付けて成長できる環境であるかを決め手としているのでしょう。

また、女性は男性とは少し観点が異なり、結婚や出産等のプライベートも人生において大切に考えることが多いため、その企業で働く人の人柄や社風、企業に足を運んだ際に感じ取るフィーリングを決め手として重要視する傾向にあるのではないでしょうか。

いずれにせよ、企業側は就職活動を行っている新卒者に向けて福利厚生や企業の安定性・将来性、新卒者が決め手と考える点について魅力的に伝えられる力が必要になってくるのではないかと思います。

まとめ~新卒者が決め手とする条件と企業側のアピールポイント~

今回は就職活動で新卒が決め手とする企業の条件についていくつかの参考を用いてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

大学生・大学院生別や男女別でわけてみましたが、時代の就活生の企業選びの傾向として仕事内容よりも働く環境や安定性といった観点を重要視していることがわかりました。

企業のためにがむしゃらに働き仕事第一の生活というよりは、プライベートを充実させるために仕事をするといった考え方のほうが主流になってきているのではないでしょうか。

そういった就職活動生に合わせて採用をする企業側はこれから「福利厚生や教育体制、休日休暇等の充実さ」「一緒に働く人」「社風」といった魅力をうまくアピールすることが重要なのではないかと思います。
そして、それらを伝えるために企業が採用活動をする際は、積極的に「会社説明会」や「社内見学会」を行って実際に働いている社員達の普段の雰囲気を感じ取ることができる場を設け、実際に学生と触れ合える環境を整えてあげると良いのだと思います。

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